PROJECT プロジェクト
status
- 01話し合い
- 02企画・設計
- 03工事開始
- 04外装
- 05内装
- 06完成後
project06
リノベーション ダイアローグヴィレッジ様
古民家再生プロジェクト。未来のコーポラティブハウス。
福岡県福津市。海や畑、田んぼに囲まれた好立地にある古民家を、たくさん人が集まる場にしよう!と立ち上がったプロジェクト。2階建ての古民家で、共同住宅を目的としてリノベーション。幅広い年代の方々が快適に過ごせる空間創りをさせていただきました。
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- 01話し合い
- 02企画・設計
- 03工事開始
- 04外装
- 05内装
- 06完成後
01 話し合い
未来の住まい、コレクティブハウス。
今回のクライアントさまは、ダイアローグ(対話)を大切にしていて、アイデアマンであり、一見当たり前と思う様なことに疑問を持つ方でもあります。かれこれ数年のお付き合いをさせてもらい、日常的に人間関係(家族・友人・男女・師弟)や未来のことをよく対話しており、その中で「あなたが言っているのはこういう事?」という意図から、下記の本を紹介しました。すると、ドンピシャな住まい方だったらしく、、、とても感銘していただけました。
建築や福祉を勉強している方はご存知かもしれませんね。ヨーロッパ発祥のライフスタイルです。少子化高齢化社会の日本では実際に多世代住居として成立しているところは数少なく、結局は介護施設になっていたりと現実的には難しい様です。。。何がたりないのか。。。それは相互に助け合う生活をするには自立が不可欠だというのです。そのためには共に暮らす人々が話し合う(ダイアローグ)センスが必要だと考えたのです。そう!クライアントさまの夢を形にするプロジェクトなのです。
私も建築に携わる一人として、胸が高まらない訳がありませんね。
02 企画・設計
計画も話し合い。
増築を重ねている家をリノベーションするので、まずは家の歴史を紐解きながら計画。新築された時の図面を手に入れ、現況を復元し、現場との違いを見ながら。。。
そして、ここから5人が入居出来る部屋を創り出していきます。これも一人で考えるのではなく、クライアントさまも一緒にスペキレーションしていきます。
03 工事開始
話し合いながら、リフォームも進めます。
増築している家なので、当然ながら柱の位置など壁や床を剥がしてみないとわからない部分があります。なぜこんなところに。。。と謎が多い家でしたね。。。
04 外装
どこまで手を入れるかも話し合い。
今回は築50年の住宅のため、傷みが激しく、改修しようと思えばどこまでもやれますので、これも現場でクライアントさま、建築会社さんと打ち合わせ。(現場で三者打ち合わせが一番スピーディー。問題事もその場で解決!)
05 内装
とにかく現場で確認、確認、確認です。
06 完成後
どの世代の人も住める家
将来を見据え、車椅子でも使用可能なスペースと手すりを設置。
また、どんな人でも利用可能にする為に、福祉っぽくならない様なデザイン。
既設の階段はかなり急勾配になった為、安全に上り下り出来る勾配に造りなおしました。